j-dec|2022 日本ダイカスト会議・展示会
J-DECに行ってきました。
…といっても、出展側でなく、観る側ですが。
凄い人。熱気を感じます。
今回注目したのは、やはり電動化時代のダイカスト品でしょうか。
モーター、バッテリーのケースといった電動部品のダイカスト品に加え、
燃費ならぬ電費(このセンスでいうと、ガソリン車の燃費は油費、となってしまいますね)
向上を訴求した、アルミによるボディ・シャシー関係品が多く見られました。
例えばダイカストの大手・リョービさんは、
アルミダイカスト製のフロントサブフレームを展示されていました。
2022年は、世界的な不況や、紛争の影響で、世界経済は大きな混乱をしました。
しかしながら、電動化には慣性がついているわけで、減速することはあっても、
止まることはありません。
日本のダイカスト産業の80%~90%が自動車関連といいますから
(ダイカスト新聞社)、
我々ダイカスト金型メーカーも、その動向の影響を大きく受けることになります。
トヤマエンジニアリングのような規模の会社においても、
お客様の声を待つだけでなく、しっかりと動向を注視し、能動的に動いていきたいと思います。
※写真を撮りそびれましたが、富山県の魚岸精機さんのブースにも立ち寄らせていただきました。